ちょんまげについて
今、これ書くのに河井継之助の写真を見てるんですが、見れば見るほど凄い髪型。
インパクト有りすぎ、ベロンベロンに禿げているようにしか見えない。
しかし、このとんでもない頭が江戸時代のスタンダードだったんだから、昔の人は大変だったんだろうと思う。
これ今の大相撲の力士だったら、髪を伸ばしてどうすんのか知らないけど、髪を引っ張って紐かなんかで止めてんのかなあ、それを頭の上に乗せれば良いだけだけど、これは頭の額からてっぺんまで剃っちゃてるんだもんなあ。
大相撲もああゆう徹底したチョンマゲにしたら、どうかなあ。
入門者が一人もいなくなる恐れがあるけど。
まあ一ヶ月に一回だけとかだったら、なんとかなるけど侍なんて多分毎朝剃っちゃってるんだろうから、手間が大変過ぎる。
昔だからシェーバーなんて無い訳だから、カミソリで毎日なんてたまったもんじゃなかっただろうに。
これ本読んでみると、無茶苦茶に禿げてチョンマゲもできなくなっても、侍は坊主頭にするっていう事もできなかったらしい。
身分制度がうるさい時代だったから、侍の癖に坊主頭ってお前はお寺様かーなんて上役から殴られたりなんかして、大変だったんだろうな。
俺が子供の時に読んだ本だと、頭に兜とか陣笠かぶるのに、頭が蒸れるから、頭を剃ってああいう頭にしてたんです、なんて説があったんだけど、そんな訳は無い。
それだったらアメリカの海兵隊がヘルメットかぶってるけど、頭を剃ってるか?
工事現場だの工場でヘルメットかぶるのに、頭が蒸れるから頭剃ってますなんて人に遭った事がない。
これは、どっからどう考えても大昔偉い殿様みたいなのがハゲノイローゼで、あの女が俺の頭を見て笑っただの言って、ブサーっと斬り殺したり、家来が俺の頭を見てバカにしてる、トリャーで脳天唐竹割りで真っ二つにとかで家来の間で大問題んなったんだろう。
そこでゴマすりの上手い家来がいて、殿様こういう頭はどうでしょうかで、あのベロンベロンに禿げているようにしか見えないチョンマゲ頭の出来上がり。
殿様 今後この頭をしてない人間は俺をバカにしてるものとみなして、ただでは済まさん。
みんな、泣く泣くあのとんでもない頭になって、それがいつしか日本人のスタンダードに。
これハゲからすると、夢のような時代、なにせ男全員禿げてるんだから、最高。
俺も大分禿げてきたから、思い切ってチョンマゲに。
あの河井継之助の写真みたいに、額から頭のてっぺんまで剃りまくって、綺麗サッパリ。
駄目だ駄目だ、頭がおかしくなったかと思われる。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません